画像上の文字を認識する翻訳アプリはBing Translatorのほうが使いやすい


マイクロソフトWindows(RTを含む)向けの Bing Translatorアプリを開始しました。この翻訳アプリは特段新しいというわけでなく、また、私はWindowsのアプリについてはあまり書かないのですが、マイクロソフトが7か国語のカメラベースの翻訳などWindows Phones用の携帯翻訳アプリやパソコン用アプリを最終的に導入したことはすごいことです。WindowsのModern UI/Metro モードでのみ利用可能なBing Translatorは、40ヵ国語を対象とし、オフライン使用のためのダウンロードが可能です。

言語翻訳アプリ分野におけるこういう動きは最近ではよくあることです。グーグルのTranslate for Androidアプリもこれらのツールを備えており、70言語を対象としています。

Bingアプリでサポートできる言語を次に示します。

・中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語の7つのカメラ・インプット(camera input)言語

カメラベースの「実用性の高い」翻訳モードでは、カメラ画像の上に訳文を重ね合わせることができます。一方、Google Translateでは、翻訳したい文字にタップすることが可能です。明らかなこととして、これはそんなに難しい技術ではありませんが、マイクロソフトのアプリのほうが、iPhoneユーザーのWord lens使用スタイルに近い形で利用できると思います。

Windows 8のヘビーユーザーは、同アプリがWindows 8「Share」に組み込まれ、翻訳ツールへのアクセスが容易になることを期待しています。