Waygo(視覚翻訳アプリ)で漢字の発音方法を知る


スマートホンのカメラで撮影した漢字(Chinese character)を英語に即時翻訳するモバイルアプリ『Waygo』が、更新に伴い新たな機能を追加しました。これにより、英訳を行う前に、ぴん音( pinyin)を反映した漢字の読み方を知ることができます。

この追加機能は、海外旅行者がウエイターにオーダーする際に役に立つので、Waygoがあれば、中国語圏での旅行をより一層楽しめるかもしれません。

Waygoのバージョン3.0は徹底的な改良を受けたので、今ではユーザー・インターフェースがさらに向上しています。この多言語翻訳機能(multi-line translation feature )は、翻訳ターゲット・ボックス( translation target box)の底にあるタグでも更新されています。

Waygoでは多くの書体を利用でき、さらにより正確な翻訳をするためにスクリーン画面をタップすることができます(しかし、手が震えているとうまく作動しないことがあるので、今後もさらに改良を重ねていく必要があります)。

翻訳エンジンもアップデートされて辞書機能がパワーアップしましたが、対象となる翻訳フレーズは旅行で使う言い回しが依然としてメインであり、取扱説明書(instruction manual)などの複雑な文章にはうまく対応できていません。

Waygoの無料サービスでは1日10回の訳出を提供しています。利用制限のないサービスを受けるには6.99ドル支払う必要があります。

今年7月、Waygoは対象言語の拡充とiOSの打開を目的にシードラウンド(seed round;設立間もない企業が、事業プランのみで出資を募ること)で900,000ドルの資金提供を受けました。

しかし、まだアップデートは行われていません。大丈夫なのでしょうか。